※このページはアフィリエイトを利用しています

京都から長野へ電車で行く2つのルートとおトク情報

京都から長野へ電車で行く方法と、おトクな手段をご紹介します。

京都から長野へ行くには、名古屋経由・敦賀経由の2つのルートがあります。安さなら名古屋経由、速さなら敦賀経由……といったところです。

「京都→名古屋→長野」が定番

京都から新幹線で名古屋へ→特急「しなの」に乗りかえて長野へ……っていうのが、昔ながらの定番の行き方です。京都から乗る新幹線は1時間に何本もありますけど、長野行きの特急電車は1時間に1本。特急電車への接続がいい新幹線を選ぶといいでしょう。

京都~名古屋は、新幹線にしては距離がそんなに長くないぶん、ひかりやこだまでも時間はさほど変わりません。でも、特急電車に合わせなきゃいけないので、のぞみのほうが本数が多くて合わせやすいでしょう。京都~名古屋はのぞみの場合で35分くらいです。着いたら、長野行きの特急電車が発車する10番線へ。

特急「しなの」は全部の電車が長野行きなので、乗りかえたら、あとは安心して乗っていられます。途中の車窓の見どころとしては、木曽路の渓谷美、特に上松駅手前の名勝「寝覚ノ床」は必見です。あと、長野に着く少し手前で、千曲川が流れる「善光寺平」の眺めがパッと開けるところも見どころ。そんなこんなで、3時間くらいで長野に着きます。

「京都→敦賀→長野」もあり?

もう1つ、北陸新幹線が開通したことで、京都から北陸をまわって長野へ行く新ルートができました。京都から特急「サンダーバード」に乗って、敦賀で北陸新幹線に乗りかえて長野を目指すというルートです。新幹線に長く乗るだけ割高ですけど、金沢~敦賀間ができたおかげで、京都長野間の最速ルートになりました。

京都からの特急電車はだいたい1時間に2本ある一方、北陸新幹線はだいたい1時間に1本くらい。うまく接続のいい電車を選んでください。特急「サンダーバード」は京都駅の11番のりばから発車します。途中の見どころは、滋賀県内の琵琶湖の眺め。京都から50分~1時間くらいで敦賀に着きます。

新幹線の乗り場は、乗りかえ改札を通って11~14番のりば。富山県内までは、右側に白山や立山連峰の眺めを楽しめますけど、その先はトンネルが多くなります。途中止まる駅の少ない「かがやき」だと2時間くらい、ほとんどの駅に止まる「はくたか」なら2時間30分くらいで長野に着きます。ただ、昼間の時間帯は「はくたか」しか走っていません。

長野駅からの移動は

長野駅は、長野市の玄関口で、なかなか便利な交通ターミナルです。2つある出口のうち「善光寺口」を出ると、バスターミナルが広がっていて、地下にある長野電鉄の駅の入り口もあります。長野に着いてまず駅近くの宿に行くならともかく、それ以外ならバス・タクシー・長野電鉄のどれかに乗りかえることになるでしょう。

善光寺観光やビジネス、市街地の宿へ行くなど、市街地エリアに向かうなら、バス路線が充実していて、本数も多いです。長野市郊外や周辺の町へ行く場合、須坂・小布施・信州中野・湯田中へは長野電鉄の電車が便利。湯田中でバスに乗りかえれば志賀高原にも行けます。一方、松代や戸隠方面へはバスに乗りかえてください。

京都から長野へおトクに行くには?

京都から長野へ電車で行くとき、おトクに行く方法はいくつかありますけど、まずご紹介しておきたいのがフリープラン。電車の往復の切符と宿泊プランがセットになった、旅行会社のツアーの一種です。

ツアーの一種には違いないんですけど、「パックツアー」とはだいぶ違います。乗る電車と泊まる宿が決まっている以外は、目的もスケジュールも自由です。切符と宿を別々に取るよりずっとおトクになることも多いので、格安切符を探す前に、まずは検討してみるのがおススメ。

メリットも注意点もいろいろあるので、自分の場合は使えるかどうか、おトクになるのかどうか、よく調べて、使えるなら大いに活用しちゃいましょう。

フリープランについてもっと詳しく

フリープランで泊まれる長野の宿一覧(日本旅行)


※「出発地」を「首都圏」から「関西」に切りかえてください。


※「出発地」を「首都圏」から「関西」に切りかえてください。

京都から長野へ行くのに使えるおトクな切符は?

フリープランが条件に合わないとかで、京都から長野への格安切符を探しても、京都から長野まで1枚で済む切符はないんです。京都~名古屋間の新幹線の格安切符と、長野までの特急電車の切符を別々に買うくらいしかありません。はっきりいって、おトク度はイマイチです。ゴールデンウィーク・お盆・年末年始には使えないのもイマイチ。

具体的には、「新幹線自由席用早特往復きっぷ」と「特急回数券」の組み合わせです。ただ、新幹線の切符は、名前のとおり、自由席用だし7日前までしか買えません。あと、回数券は6枚つづり。「3人グループで、切符は7日前までに買えるし、新幹線は自由席でもいいですよ」とかいう条件がそろった場合に使える方法です。

ちなみに、平成28年3月までの期間限定ですけど、名古屋から長野への旅行に使える「信濃路フリーきっぷ」っていうのがあって、回数券のかわりに使うと、「6枚使わなきゃいけない」という条件は消えます。回数券より高いかわりに、いろいろなバスが乗り放題になるので、松代や戸隠など、長くバスに乗るならむしろおトクです。

まず、出発の7日前までに、京都周辺の主な駅や主な旅行会社で「新幹線自由席用早特往復きっぷ」を買います。もう1つのほうは、当日名古屋に着いてから買ってください。そのぶんの時間を予定に入れるのをお忘れなく。

Copyright(c) 2015 長野へ電車で行くには? All Rights Reserved.